ライセンス サーバは、設定次第では、一台のマシン、マシン グループ、もしくはネットワーク上のあらゆるマシンからリモートで管理することが可能です。
これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルの -M オプションによって制御されます。
例: 192.168.*.* ネットワーク上のどのマシンからもライセンス サーバが管理できるようにするには、sesinetd.options ファイルは以下のようになります
-V 2 -z 250000 -M 192.168.*.*
1 台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:
-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217
数台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:
-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217,192.168.50.215
別のサブネットのマシンがライセンス サーバを管理する場合:
-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.217,10.0.1.41
各サブネットのすべてのマシンがライセンス サーバを管理する場合:
-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.*,10.0.1.*
ひとつのサブネット上にあるマシンのみがライセンス サーバを管理する場合:
-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 10.0.1.*
sesinetd.options ファイルは以下の場所にあります:
- Linux: /usr/lib/sesi
- Windows: C:\Windows\System32 (最初に作成、ここに配置する必要があることに注意してください)
- Mac: /Library/Frameworks/Houdini.framework/Versions/14.x.x/Resources/houdini/sbin
sesinetd の動作制御の詳細については、sesinetd で利用可能なオプションとは?を参照してください。
-m オプションは異なるサブネットがライセンスのチェックアウトを要求している場合に必要です。ネットワーク サブネット環境でのライセンス使用方法とは?を参照してください。