hserver の動作を指定するファイルは Linux/Mac OSX 上では hserver.opt で Windows 上では hserver.ini です。
Windows
hserver.ini ファイル は、デフォルトでは、 C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 14.x\houdini\hserver.ini. にあります。
hserver の効力を発揮させるためには、このファイルを C:\Windows\System32 に移動させる必要があります。
Linux
hserver.opt ファイルは <インストールしたパス>/houdini/hserver.opt にあります。
Mac
Mac OS X 上は hserver が Activity Monitor のプロセスリストに表示されることを確認してください。 Activity Monitor は Applications -> Utilities フォルダにあります。
以下のオプション付きで (あるいは無しで) hserver を実行すると、他の (リモートホスト上からも) Houdini セッションからのリモート アクセスが許可されます。
オプション:
-d | デーモン プロセス としては実行しない (デバッグ用) |
-r N | N 個のリモート レンダーの実行のみ許可 |
-t N | 通信のための N スレッド (デフォルト 6) の使用 |
-a pct | リモート タスクの拒絶のロード平均値 (0-101) |
-n | レンダリングのみのライセンスのみ許可 |
-m mask | 読み込み許可マスクの設定 |
-M mask | 書き込み許可マスクの設定 |
-T N | ソケット読み込みのタイムアウト (ミリ秒)。負の値であれば、タイムアウトしないでソケットからの読み込み |
以下のオプションは、実行中のバージョンの hserver (リモート マシン上の可能性あり) のコントロールもしくはクエリのメカニズムを提供します。
オプション:
-h host | クエリ/コントロールするリモート ホストの指定 |
-q | hserver デーモンの終結 |
-l | hserver のロード情報を取得 |
-g | 非グラフィック ライセンスの分布の厳密性の緩和 |
-p | hserver.opt オプション ファイルの再読み込み |
-V | 指定したバージョンの Mantra のコマンドをすべて表示 |
-S host | ライセンス サーバ ホスト名の変更 |
-K | サーバ タスクの強制終了。「all」が指定された場合、サーバ上で実行中のすべてのタスクが強制終了されます。 |
-P | サーバ上のタスクの一時停止 |
-R | サーバ上の一時停止タスクの再開 |
-H type N | N 秒と入力された分だけライセンスのホールド。N に -1 を指定した場合、ライセンスは無期限ホールド。 |
オプション構成の詳細は、hserver.opt ファイルを参照してください (Windows の場合、 hserver.ini)。