エラー
Maxon redshift をインストール後、Houdini 内で Redshift_ROP の renderto Mplay ボタンをクリックすると、
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Error
Failed! Aborting render!
Warning
OpenColorIO failed loading or validating file C:\Program Files\Side Effects Software\sidefx_packages\SideFXLabs19.5\misc\labs_ocio\aces_config.ocio
というエラーが発生することがあります。
回避策
ひとつの原因として、OCIO関連のエラーが考えられます。
2023年 6月現在、SideFX labs と OCIO構成には問題が確認されており、Redshift と互換性がありません。そのため、回避策として、別の標準 OCIO構成、または Redshift のデフォルト構成を使用することでこのエラーを回避できます。
- SideFX Labs の設定は、多くの場合 C:\Users\<username>\Documents\houdini19.5\packages\SideFXLabs19.5.json 内にあります。
もしこの .json が指定パス内に存在しない場合、Houdini Launcher から SideFX Labs をインストールしていただき、このディレクトリにコピーしておいてください。 - Houdini を開き、Labs Preference パネルを開きます。そこで OCIO を無効化してください。
- Houdini を終了後再度開き、Render to MPlay をクリックします。Houdini Console に「OCIO config load error」という文言が出た場合、C:\Program Files\Side Effects Software\sidefx_packages\SideFXLabs19.5\misc\labs_ocio\Labs_OpenColorIO.json を削除もしくは拡張子を変更して無効化してください。
- Houdini を終了後再度開き、Render to MPlay をクリックします。
これでエラーが消えるはずです。
Mantra だと OCIO が使えないのでは?
該当のファイルをコピーして別のディレクトリにコピーしておくか、末端に .txt などを付けて無効化しておき、Mantra が必要なときに戻して有効化すれば使用することができます。