この記事では2023年6月20日より、1 つの製品サブスクリプションを複数のデバイスで同時に実行しようとすると、その製品内で同時使用禁止メッセージが表示されるようになります。このメッセージの目的は、他のデバイスのセッションを一時停止するか、別のユーザーとしてサインインするように促すことです。このアップデートは、2 月に Inventor と Civil 3D に導入されましたが、6 月 20 日以降は、ほとんどの製品に導入される予定です。
このアップデートにより、使用製品の透明性が高まり、サブスクリプション ライセンス ポリシーに違反する誤使用を防ぐことができるようになります。
このアップデートによる影響を受ける製品とシステム
- ほとんどのシングルユーザー向けデスクトップ製品(対象外の製品については、こちらを参照)
- すべてのデスクトップ オペレーティング システム
- バージョン 2020 以降の製品
複数のデバイスで同時に実行するとデバイスの制限に達しましたのメッセージが表示されます(画像は英語版)
具体的に下記の場合にメッセージが表示されます。
- 1つのデバイスで開始しようとしている製品は、別のデバイスで既に使用されています。
- 現在使用しているデバイスとは異なるデバイスから製品を一時停止しました。
- 使用中のデバイスがアイドル状態のときに、別のデバイスで製品を起動しました。
- コンピュータのラボなどで共有デバイスで製品を使用する場合は、操作が完了したら製品からサインアウトします。
- ユーザに製品へのアクセス権を割り当てる管理者は、各ユーザに一意のアカウントがあることを確認し、ユーザが完了したらサインアウトするようユーザに要求します。
- サインアウトする前に共有デバイスを使用していたユーザがサインアウトせず、サインアウトしてから、自分のアカウントを使用して再度サインインする場合があります。
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