このページではNukeで下のアニメーションのようなフェードインの効果のつけ方を紹介します。
Nukeで合成する場合Mergeノードを使用します。合成さする画像のAパイプにフォアグランド(前景)を接続しバックグラウンド(背景)をBパイプに接続します。
Mergeノードのプロパティ>operation>averageに変更します。
表示結果は下のようになります。
Mergeノードのプロパティ>mixの値を0にスライドさせるとAとBのイメージをディゾルブさせることができます。
mixのアニメーションメニューからset keyを選択してキーフレームをつけていきます。
まずビューワの下にあるタイムラインを20Fに移動させます。次にmixのset keyを選択し、mixの値を0にします。
mixの値を変更するとノードの表示にXのマークが入ります。
そしてタイムラインを30Fに移動させmixの値を1にします。キーフレームが入力されるとタイムライン状に青いマークがつきます。
Mergeノードの右上にもアニメーションのAマークがつきます。
同じように、Mergeノードの下にMergeノードをつなげAパイプにテキストノードをつなげ文字を入力します。さっきと同じようにMergeノードのmixの値を変更しフェードインさせます。
完成したスクリプトは下のようになります。
下記のスクリプトをコピーしてNukeのノードグラフ上でペーストすると上記のノードがコピーされます。
set cut_paste_input [stack 0]
version 10.5 v1
Text2 {
inputs 0
font_size_toolbar 300
font_width_toolbar 100
font_height_toolbar 100
message NUKE
old_message {{78 85 75 69}
}
box {495.9375 650 1525 961.8125}
transforms {{0 2}
}
font_size_values {{0 300 1 300 2 300 3 300}
}
font_width_values {{0 100 1 100 2 100 3 100}
}
font_height_values {{0 100 1 100 2 100 3 100}
}
cursor_position 4
font {{ Hiragino Kaku Gothic Std : W8 : ヒラギノ角ゴシック W8.ttc : 2 }}
font_size 300
scale {1 1}
cursor_initialised true
autofit_bbox false
initial_cursor_position {{879.5 828.5}
}
group_animations {{0} imported: 0 selected: items: "root transform/"}
animation_layers {{1 11 1024 778 0 0 1 1 0 0 0 0}
}
ramp linear
color {0.6 0.2 0.79 1}
color_panelDropped true
background_color_panelDropped true
name Text1
selected true
xpos 35
ypos 34
postage_stamp true
}
push $cut_paste_input
Radial {
area {4 10 2048 1550}
softness 0.475
color {0.91 0.83 0.75 0}
color_panelDropped true
p1 {974 784}
color0 {0 0.185 0 0}
color0_panelDropped true
name Radial1
selected true
xpos 32
ypos -113
postage_stamp true
}
Constant {
inputs 0
channels rgb
color {0.84 0.7 0.85 1}
color_panelDropped true
name Constant1
selected true
xpos -82
ypos -113
}
Merge2 {
inputs 2
operation average
mix {{curve x51 0 x60 1}}
name Merge2
selected true
xpos -82
ypos -1
}
Merge2 {
inputs 2
mix {{curve x60 0 x77 1 s0.007199999876 t0}}
name Merge3
selected true
xpos -82
ypos 58
}
アニメーションをつけたキーフレームをタイムラインでタイミングの確認、修正をしたい場合はDopeSheetで行えます。
キーフレームのアニメーションをカーブで修正したい場合はCurveEditorで行えます。