OS X El Capitan(10.11) 以降
アプリケーションのテストやシステムの保守のために、外部起動のディスクがあると便利な時があります。Mac OS Xのインストーラがなくても、下記の手順で、簡単に作成することができます。
1. USBやThunderboltに接続できるディスクをMacに接続します。
2. Macを「macOS復元システム」で起動します。
Macの電源を入れて直ぐに command + R キーを押したまま起動します。
「macOS復元システム」で起動に関しては、下記の「Macの起動オプション」を参照してください。
https://support.borndigital.co.jp/hc/ja/articles/115010269707
3. 「macOSユーティリティー」が起動するので、「ディスクユーティリティ」で外部ディスクに対して、パーティションの設定やフォーマットを行います。
注意1:内臓の起動ディスクを誤って消去しないように気を付けてください。
注意2:macOS High SierraをSSDドライブにインストールする場合、Mac OS 拡張 (HFS+) ではなくAPFS(Apple File System)を選択します。
「消去」を選択し以下の設定例を参考にしてください。
------------
名称:任意の名前を設定
フォーマット:Mac OS拡張(ジャーナリング)または Mac OS Extended (Journaled)
方式:GUIDパーティションマップ
------------
問題なく「消去」が終わったら「ディスクユーティリティ」を終了します。
4. 次に「macOSを再インストール」を選択します。
注意3:macOSをインストールする際は、必ずインターネットに接続された状態で行ってください。
5. macOSのインストールの画面が現れますので、その指示に従って外部ディスクにmacOSをインストールします。
インストールが終了したら、「起動ドライブ」を外部ディスクに設定して起動するか、optionキーを押しながら起動して「Startup Manager」で外部ディスクを指定して起動します。