ここではNukeのChannelノードについて紹介します。
exrのデータにマルチパスチャンネルを持つ素材を使ってそれぞれのノードの特徴を紹介します。
チャンネルノードは読み込んだ素材に含まれるアルファチャンネルやマルチパスチャンネルを変換したり、入れ替えたりすることができるノードです。
マルチパスチャンネルを持つexr素材 マルチパスチャンネルの中のチャンネル
- shuffle-素材に含まれるチャンネルを変換するノードです。
- copy-Aに接続した素材にBに接続した素材のアルファチャンネルをコピーします。
- shuffleCopy-1に接続した素材のアルファチャンネルを2に接続した素材にコピーします、さらに2に接続した素材のチャンネルを他のチャンネルに変換することができます。
- ChannelMerge-AとBに繋げた素材をマージします。RGBはBの素材が表示されます。
shuffleノードでアルファチャンネルをRGBに変換、アルファチャンネルは何も表示されない状態です。
Copyノードでロボットの素材にColorWheelのアルファチャンネルをコピーした状態、RGBはロボットでアルファはColorWheelのアルファチャンネルになっています。もちろんアルファがない素材にアルファをコピーすることもできます。
アルファチャンネル
ShuffleCopyで2に接続した素材のチャンネルをindirect_specularチャンネルに変換し、ColorWheelのアルファチャンネルをコピーした状態。
RGB
アルファチャンネル
ChannelMergeでAとBに接続した状態。Bに接続した素材がRGBに表示されます。
アルファチャンネルはAとBのアルファがマージされた状態です。