リリース日: 2017/6/28
このMtoAのバージョンは、Arnold 5.0.1 core が使用されています。
バグ修正
- バッチレンダーでいくつかのMtoAシェーダーが表示されない問題を修正
- Kickでカラーマネジメントのエラーを返す問題を修正
- カラーマネージメントに関連したマルチスレッドの問題を修正
- Linux: synColor_shaders.so がロードされなかった問題を修正
- OSX: maketx コマンドが実行されなかった問題を修正
- バンプシェーダーで間接照明が正しくなかった問題を修正
- IPRで複数のXGenパッチが適切にレンダリングされなかった問題の修正
- フェイス単位でのシェーディングのアサインに失敗する問題の修正
- イメージプレーンを使用した際のシャドウマットの結果の修正
- IPRのイテレーション中にイメージプレーンのカラースペースが失われる問題を修正
- Maya2015/2016でビューポートに警告が出る問題を修正
- RGBAシェーダーが接続されているときにSwitchシェーダーがエクスポートされなかった問題を修正
- 透過レイでメッシュライトが正しくシェーディングされなかった問題を修正
- Transmission Weightにテクスチャを接続するとSubSurfaceセクションがグレーアウトする問題を修正
Arnold レンダービュー(ARV)
- ARV設定がシーンに保存されていた代わりにユーザープリファレンスに保存されます
- 画像の保存時に、Menu Save Image オプションによりビュー変換を選択することが可能
- Isolate selected のためのアイコンおよびホットキーが追加
- レンダーカメラもしくは表示されているAOVを削除したときクラッシュする問題を修正
- ディスプレイ設定が開かれない限り、ガンマスライダーが機能しなかった問題を修正
新機能/パラメータ
- レンダリング中にAovWrite シェーダーのような追加のシェーダーを呼び出すことを可能にするAOV シェーダーを紹介します。cryptomatte のようなサードパーティのシェーダーは、AOV シェーダーとして使用するために移植することが可能です。
- Standerd Surface に Thin Film という新しいパラメータを追加
- パーティクルの Blobby および Cloud モードのサポート
- ボリュームをPolyMesh内部で使用できるようになりました
- レンダー設定の Indirect Sample Clamp を使用すると、間接照明によるノイズを減らすことができます(デフォルトで有効になっています)
- Skydome ライトの AOV Indirect アトリビュートにより Skydome ライトの照明を"direct"AOVsまたは"indirect"AOVsで照らすのかを選択できます
- ビルトインAOVsに"Coat"を追加、"Specular"AOVsから coat illumination を削除
- Standard Surface IOR および Subsurface Radius パラメータにアトリビュートプリセットを追加
- aiNormalMap の Strength パラメータ
- エクスポート設定に Export Color Manager オプションを追加
- イメージプレーンのテクスチャモードのサポート
その他の変更
- alSurface / alHair をサポートするように"Convert deprecated shaders"メニューの拡張
- 非推奨の「ヘルプ」メニューの修正/削除
- "Create"リストに既存の atmosphere ノードを追加
- Linux: 新しいバージョンのインストールの前に以前バージョンのインストールファイルを削除する
なお、こちらのリリースノートは下記ページを翻訳したものになります。
https://support.solidangle.com/display/A5AFMUG/2.0.1