V-Ray3.60.01では3dsMax2018と合わせて使用した場合にSeparate render chennelsで
不具合が報告されております。
この不具合は特定の条件を満たすことで発生します。
例えばレンダーエレメントに「VRayCryptomatte」を入れて保存をした場合です。
現象としてはレンダリング後、書き出しが行われる段階で3dsMaxが強制終了してしまいます。
・回避策
この問題を回避してVRayCryptomatteを別途書き出す場合、以下の手順を踏むことで
回避する事が出来ます。
1.「Separate render chennels」のチェックを外す
2.「V-Ray raw image file」にチェックを入れ「vrimg形式」で保存しレンダリングを実行
3.「vrimg2exr.exe」を起動します。
※vrimg2exr.exeはV-Rayに付随するツールです。
3dsMax2018にV-Rayがインストールされていれば以下のフォルダに「vrimg2exr.exe」があります。
場所:C:\Program Files\Chaos Group\V-Ray\3dsmax 2018 for x64\tools
4.「Input file」に書き出したvrimgファイルを読み込ませます
5.書き出し時に中の要素を切り分けて出力する為に「Channels in sparate files」にチェックを入れます
6.「Convert」をクリックして書き出す場所を決定する事でEXR形式で書き出しが行われます。
以上の方法を取ることで、回避する事が出来ます。