[メニュー:リギング] > スキン > バインドポーズに移動(Go To Bind Pose) を実行した時にリグツリーの一部のジョイントがバインドポーズに戻らない時は、まずスクリプトエディタでログを確認します。
このシーンでは以下の通りのログがでており、これによりスムーズバインドを実行した後にインフルエンスとなっているジョイントの階層を組み替えたことがわかります。 これによりjoint6以下の階層のバインドポーズが正しく取得できなくなっています。 よってこの現象はバグではありません。
- // 警告: file: C:/Program Files/Autodesk/Maya2017/scripts/others/gotoBindPose.mel line 63: 新しい親が原因で、joint6 のポーズがスキップされました。ポーズ保存時の親は joint5 です。 //
// -- このジョイントの下方向のポーズを正確にするには、このジョイントの上にさらに 1 つトランスフォームを追加して、古い親を復元するか、もしくは手動でジョイントを正しいバインド ポーズに配置します。 //
この場合にはリグツリーをスムーズバインド実行時の状態に戻すことで、「バインドポーズに移動」が正常に動作するようになります。
一部にバインドポーズが効かない時のリグツリー |
バインド実行時のリグツリー |
正しく「バインドポーズに移動」ができた後に、リグツリーを元に戻して作業を続けることができますが、この場合はバインドポーズを作り直す事をお勧めします。