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Windows環境でtelnetクライアントを使用する方法

■目的

Autodesk製品やFoundry製品などのフローティングライセンスをライセンスサーバで管理する場合、たまにライセンスの取得出来ていないクライアントマシンが出てくることがあります。
そのような場合、問題のクライアントマシンからライセンスサーバへの特定ポートへのネットワーク通信が確立されているか確認するために telnet コマンドを使用してネットワーク通信確認を行います。

 

■設定方法

Windows環境では、デフォルトに設定では telnet クライアントは有効になっておりません。
下記手順にて、まずは telnet クライアントを有効にします。
今回は、Windows10環境での設定方法に例に説明を進めていきます。

1.
コントロールパネルを開き、プログラム > Windowsの機能の有効化または無効化 を選択します。

telnet_enable_1.png

2.
[Windows の機能]のウィンドウが開きますので、表示される項目より "Telnet クライアント"に
チェックを入れてから、[OK]ボタンを押して Telnet クライアントを有効にします。

telnet_enable_2.png

[OK]を押してから少し待ちますと、設定完了の画面が表示されます。
以降、Telnet クライアントが使用出来るようになります。

■使用方法
次に、Telnet クライアントを使用方法について説明します。

1.
コマンドプロンプトを起動します。

2.
下記コマンドを入力し実行します。
telnet <通信先のPCのホスト名orIPアドレス> 27000

3.
実行後、下図のように何も表示されていない黒いウィンドウが表示されれば通信ができています。

telnet_enable_4.png

なお、通信が確立されていない場合には、下図のようなメッセージが表示されます。

telnet_enable_3_fail.png

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