概要
この記事では、 セーフモードでNuke/NukeX/NukeStudio/Hieroを起動します。起動や、不具合などが起こった時のトラブルシューティングに役立ちます。
詳細
Nukeがセーフモードで実行されている場合、サードパーティのプラグインやユーザーのカスタマイズツールはロードされず、Nukeのインストールディレクトリの内容のみが使用されます。
特に、起動時にカスタムPythonプラグインやエクスポートプリセットを読み込まないようにし、〜/ .nukeや$ NUKE_PATHのスクリプトやプラグインの実行を停止します。OFXプラグインもロードされないようにします(FurnaceCoreを含む)。
Nukeのセーフモードは、ユーザーのカスタマイズツールやサードパーティのプラグインが原因で発生した問題なのかどうかを判断するのに役立ちます。
起動コマンド
--safeフラグでコマンド・プロンプトまたはターミナルからセーフモードでNuke/NukeX/NukeStudio/Hieroを起動することができます。手順は次のとおりです。
注記:以下のコマンドは、セーフモードでNuke 10.5v1を起動することです。別のバージョンを実行している場合は、Nukeのバージョンにコマンドを変更してください。
注:Nukeの異なるモードをセーフモードで起動するには、コマンドに--safeを追加してモードを起動します
- セーフモードでNukeXを起動するには、 '--nukex'を追加します。例:Nuke10.0.exe --safe --nukex
- セーフモードでNukeStudioを起動するには '--studio'を追加してください。例:Nuke10.0.exe --safe --studio
- セーフモードでHieroを起動するには、 '--hiero'を追加します。例:Nuke10.0.exe --safe --hiero
Windows:
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
"C:\Program Files\Nuke10.5v1\Nuke10.5.exe" --safe
OSX:
アプリケーション>ユーティリティからターミナルを開き、次のコマンドを実行します(すべて1行にする必要があります)
/Applications/Nuke10.5v1/Nuke10.5v1.app/Contents/MacOS/Nuke10.5v1 --safe
Linux:
端末で次のコマンドを実行します
/usr/local/Nuke10.5v1/Nuke10.5 --safe
TIP:Nukeで使用できるすべてのコマンドラインオプションを表示するには、 '--safe'を '--help'に置き換えてオプションのリストを取得します。
この記事はFoundryサポートサイトから原文を確認できます。