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Houdini Game Dev Tools:Make LoopでVATをループ再生可能にする

PyroFXをVretex Animation Textureをする方法は下記をご参照ください。

Houdini Game Dev Tools:Vertex Animation Texture でPyroFXをUnrealEngineに

PyroFXをそのままVATで出力すると、下記のようにループできるようになってはいません。

 

vertexTextureAnimation from Borndigital on Vimeo.

そこで、Game Dev ToolsのMake Loopでまずはシミュレーションをループ状態にします。

GameDev Make Loop HDAを作成し、import_pyro_visualizationを接続します。

Make Loopのオプションは非常に簡単です。
開始、終了フレームを指定し、そのフレームで結果が一致するように計算が行われます。

今回は下記のように徐々に火が大きくなるので・・・

 

火が大きくなったところから必要分のフレームを指定します。
再生してみると、最初と最後のフレームでの形状があっていることがわかります。

 

ループ from Borndigital on Vimeo.

この状態を一度FileCacheでいったんキャッシュします。
キャッシュするのはLoop化した40-120です。

このままだと40フレームからのシミュレーションになってしまうため、キャッシュをtimeshiftに接続します。

TimeshiftノードのFrameには$Fというエクスプレッションが入っています。
この部分をキャッシュが始まるまでのフレームを加算します。

このケースでは1-40つまり39フレームを加算します。

Fameというパラメーター名をクリックすると1フレームで40フレームのアニメーションが再生されるようにシフトしていることがわかります。

後は下記と同じ手順でVertex Animation Textureを作成します。

Houdini Game Dev Tools:Vertex Animation Texture でPyroFXをUnrealEngineに

これで下記のようにループするVertex Animation Textureを作成することができました。

VerteaAnimationTexturefromHoudini from Borndigital on Vimeo.

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