Shotgunのガントチャートを仕様する場合、2パターンの運用方法が
考えられます。
1)実際のリアルなスケジュールを引いて管理。その場合、どこまで見せるか。
2)作業者に提出してほしいスケジュールを引いて運用(リアルなスケジュールは
Excelなどで別途管理)
ということについて、検討の必要があるかと思います。
もしリアルなスケジュールもShotgunで引いておいて、
実際に運用していてるスケジュールと比較させるには設定に少し工夫が必要です。
【手順】
1)Sequenceエンティティ
Sequenceエンティティに対して、項目を設けてリアルなスケジュールを引く
→Sequenceエンティティでなくてもよいです。
ここでは、新たにScheduleというPipelineStepを新しく設定しています。
2)Shotエンティティ
Shot(Asset)エンティティに対して、スケジュールが入った状態。
これはよく見るいつもの情報です。
3)Taskエンティティ
上記、1)2)の状態で、Taskエンティティを見てみると
Taskエンティティでは、すべてのエンティティのガントチャートが集約されますが、
SequenceとShotのスケジュールが別々で表示されます。
Filterを使用して別々に確認できますが、ここではさらに、比較できるように
近くに表示させる方法をご紹介します。
ひとつFieldをtext形式などで追加して、そこにグループを作るための情報を入力します。
ここでは近くに表示させたいものを、同じカット番号の情報を入れます。
グループ表示を、新たに作成したFieldでグループ表示に切り替えると、
情報が近くにまとまりました。しかしPipelineStepの並びがおかしいようです。
もし並びがおかしい場合は、Sort Order のFieldを出して、表示させたい順番を
登録してください。
入力後、Sort Order のところをクリックすると、番号順に並びます。
これで、予測と実績のガントチャートを比較してみれるようになりました。
あとは、もし見せたくないユーザーがいれば、ページを複製して設定したページのみで表示させて、
元のページでは非表示にしたりするなど、Filterやタブの閲覧制限でうまく設定してみてください。
※Sequenceエンティティに対して、閲覧制限をかけても、Taskエンティティにはガントチャートが
表示されますのでご注意ください。