Created on | Updated on

Nukeからのネットワークレンダリングが遅い

概要

この記事では、ローカルドライブと比較して、ネットワークディレクトリに直接レンダリングするときに発生するパフォーマンスオーバーヘッドについて説明します。

 

詳細

Nukeは、POSIX APIを使用してファイルをレンダリングします。これは、Nukeが最終書き込み場所と同じディレクトリに.tmpファイルを作成し、フレーム全体がレンダリングされるまでこのデータが一時ファイルに追加されることを意味します。レンダリングが完了すると、.tmpファイルが最終出力ファイルになります。

上記のプロセスでは、Nukeは、ローカルの.tmpバージョンを作成し、それを最終書き込み場所にコピーするのではなく、常に小さな書き込みパケットを最終書き込みロケーションディレクトリに送信しています。

これは、すべてのパケットが宛先に非常に迅速に到達するため、ローカルドライブにレンダリングするときにパフォーマンスにプラスの影響を与えます。ただし、ネットワーク上のような低速なディレクトリに書き込むと、パフォーマンスのオーバーヘッドが発生し、ネットワークを介したレンダリングがローカルでのレンダリングよりも遅くなります。 

 

 

問題が解決しない場合は、Born Digital サポートまでお問い合わせ下さい。

※ 問い合わせ対応はBorn Digitalより製品をご購入頂きましたお客様のみのサービスとなります。ご了承下さい。
サポート問い合わせ