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Houdini 16.5 TopoBuildのSkinモードでリトポする

Houdini 16.5 のTopoBuildには新しく「skin」モードが追加されました。これにより元ジオメトリにぴったりスナップした輪切り>簡易モデルの生成が驚くほど簡単になります。

使い方はとっても簡単です。

TopoBuildを使用するときはShelfから使用することをお勧めします。ノードをつなげただけだと、元ジオメトリが半透明になるといったような手間を全部行ってくれるからで、単純にノードを接続しただけだとちょっとリトポが見にくくなってしまうからです。

ModelシェルフにTopoBuildがありますので、これをクリックします。

リトポしたいジオメトリを選択してくださいと言ってくるので、ジオメトリを選択してEnterキーを押します。

Topobuildが追加され、ジオメトリが半透明表示になります。

ビューポートの上にTopoBuildオプションが表示されていることがわかります。

このオプションからSkinモードを選択します。

スパンを決めて、リトポした際にエッジとしてほしい部分をドラッグすると、ジオメトリ状に輪切りのようなラインが生成されます。

それを必要回数分繰り返します。輪切りラインの部分がシリンダ上の簡易モデルが生成されたときのエッジとなります。

次にCtrlを押しながら、横のライン(下図の青い線)を引きます。この青いラインでつながった部分にシリンダが作成荒れます。

更に赤いラインを追加し、Ctrlで青ラインを引くことでリポジトリメッシュを拡張していくことができます。

マウスの中ボタンをスクロールするとスパン数が変更できます。

Buildモードにすることで作成したジオメトリのコンポーネントを移動することができます。

Smoothを使用してジオメトリを形状を滑らかにすることもできます。

Cutに変更して、Sguftを押しながらエッジ状をクリックすることでエッジループを挿入できます。

Buildツールを使用して、Faceを選択して削除し

そこから生えている足の輪切り(赤いライン)をまずは作成します。

そして、Shiftを押しながら青いラインを描画しますが、このときすでに作成されたボディからつなげてラインを描くと生成されるジオメトリパーツも大本のボディと結合することができます。

 

Buildツールでは、大本のポリゴン上にポイントをクリックして描画していくこともできます。

4つのポイントを描いたり、クリックするとポリゴンが生成されます。

描画を終了したい場合は、マウスの中ボタンで終了します。

エッジを拡張してポリゴンを作成していきたい場合は、Buildモードでエッジをクリックして、ドラッグすると下記のようにポリゴンを追加していくことも可能です。

次にEdge Slideを選択すると、エッジをもとのジオメトリの表面にそった状態で移動させることができます。

ループで選択したい場合はエッジをダブルクリックしてください。

Slideを選択するとその横にあるSlide Modeを変更することができます。

Anchored blend

エッジ選択の元の形状と隣接するエッジ間の補間をブレンド

Blend

隣接するエッジの形状の間にのみブレンドされ、エッジ選択の元の形状を保持しない

Match Profile

隣接するエッジの1つから一定の距離を維持

Match Opposite Profile

"Match Profile"と同じですが、隣接するもう一方のエッジから一定の距離を維持

Uniform Distance

隣接するエッジに関係なく、元の位置から固定距離だけ選択エッジを移動します。

これでリトポの速度があがること間違いなしですね!

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