概要
この記事ではFlipbookについての詳細を説明します。
詳細
Flipbookはリアルタイム再生ができない素材や、ビューワ上で確認ができないFPSの設定を行い最終的なレンダリング結果に近いプレビューを作成します。
Flipbookを作成するにはプレビューをしたいノードを選択した後、メニューバーから[Render]>[Flipbook Selected]を選択します。またはショートカットキーalt+FでFlipbookが出てきます。
Flipbook Selected を選択するとFlipbookメニューウィンドウが出てきます。
Take setting from :Viewerが複数ある場合にViewerのリストが出てきます。リストから選択しない場合は選択したノードをプレビューレンダーします。
Enable ROI(region of interest):プレビューを作成したい領域を変更することが可能です。
Channels:プレビューレンダーさせたいチャンネルを設定することが可能です。
Flame range:プレビューしたいフレームの範囲
- input:ノードのインプットしている素材、もしくわ選択している素材のフレーム範囲
- global:プロジェクト設定で設定しているフレーム範囲
- custom:プレビューしたい範囲をカスタムで入力
- viewer:ビューワ設定で設定されているフレーム範囲
Use proxyにチェックを入れるとproxyの情報でプレビューが作成されます。
Renderinbackgroundにチェックを入れるとNukeのバックグラウンドでプレビューを作成します。
Lut:None/sRGB(デフォルト)/rec709/rec1886カラースペースを変更してプレビューすることができます。
Buffer:ビューワに接続しているインプットA/Bを切り替えることができます。
作成したFlipookをドラッグしてViewerの隣のタブに収納することもできます。↓