シングルユーザーライセンスのインストール
サブスクリプション契約には大きく分けてシングルユーザ(アカウント毎にライセンスを付与して管理)とマルチユーザ (ネットワーク ライセンス サーバーでライセンスを管理)の2種類があります。
シングルユーザでは、購入者であるアカウント管理者(ライセンス管理者)がソフトウェア利用者にアカウントを作成し、必要なソフトウェア ライセンスを付与して運用します。
本説明文は、シングルユーザーライセンスの設定手順とインストール方法を説明します。
注意:
個人でソフトウェアを使用する場合は、管理者と利用者が同一なので、新たにアカウントを作成する必要はなく、管理者としてそのままソフトウェアのダウンロード、インストール、アクティベーションを行うことができます。そのため「ソフトウェア利用者にアカウントを作成する(管理者)」の手順は必要がありませんので、「ソフトウェアのダウンロードとインストール(利用者)」から始めてください。
■ ソフトウェア利用者にアカウントを作成する(管理者)
1. 購入者のアカウント(アカウント管理者)でAutodesk Accountにサイン インします。Webサイトは下記のURLになります。サイン インは、管理者のメールアドレスとパスワードを入力します。
2. Autodesk Accountにサイン インをしたら、右上のアイコンをクリックし「製品とサービス」をクリックします。
利用可能な製品とサービスの一覧が表示されます
3. 新しく購入したライセンスは初期設定で契約管理者アカウントに製品の割り当てがされています。
他のユーザへ割り当てるには左側メニューの「ユーザ管理」から行います。
ユーザ別・・・ユーザ毎に製品の割り当てを管理します。
製品別・・・製品毎にユーザの割り当てを管理します。
クラシック ユーザ管理・・・マルチユーザライセンスや、メンテナンスライセンスを所有している場合使用できるサービス(Driveなど)の割り当てができます。※マルチユーザライセンス、メンテナンスライセンス製品の割り当ての必要はありません。
「ユーザ別」からユーザを追加する場合
「ユーザを招待」をクリックしてユーザを招待します。
一人ずつ招待したい場合は「単一を招待」からユーザの情報を入力します。
複数のユーザをまとめて入力する場合は「複数を招待」から情報を入力します
ユーザをまとめたcsvのリストを使用して招待したい場合は「読み込む」から行います。
招待したユーザが表示されますので割り当てを行いたいユーザを選択します。
ユーザに対して、割り当てたい製品の「割り当て」をクリックします。
割り当てられると下の画像のようになります。
4.割り当てられたユーザへAutodeskから「ソフトウェアのユーザーとして割り当てられました」という内容のメールが届きます。
メールを受け取ったユーザはメール内のオートデスクアカウントへサインインまたは今すぐアカウントを作成からオートデスクアカウントへアクセスします。
※製品を割り当てられたユーザがオートデスクアカウントへアクセスしないまま放置した場合ステータスが保留中になったまま割り当てが完了せず製品を割り当てたアカウントが有効になりません。
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■ ソフトウェアのダウンロードとインストール(利用者)
ソフトウェアをインストールする手順は、Autodesk Accountにログインし、ダウンロードしながらインストールを実行する方法(今すぐインストール)と、完全なインストーラーをローカルPCにダウンロードしてインストールする方法(今すぐインストール、ブラウザ インストール)のいずれかを選択することができます。
注意: ダウンロードしながらインストールを実行する方法は、インターネット環境が良好でインターネット接続に制限がない場合、最も簡便なインストール方法です。インストールに必要なファイルをダウンロードしながらインストール作業を行います。そのため、ファイルのダウンロード スピードが十分でない場合や、ネットワーク管理者がインターネット接続に関して制限を設定している場合は、インストールに失敗することがあります。このような場合は、完全なインストーラーをダウンロードしてからソフトウェアのインストールをしてください。
下記の手順は、最も確実な方法として完全なインストーラーをローカルPCにダウンロードしてインストールする手順を解説していきます。
1. アカウント管理者が招待したAutodeskアカウント(企業ユーザでアカウント管理者がいる場合)または購入者または管理者のAutodeskアカウント(管理者と使用者が同一の個人ユーザの場合)でAutodesk Accountにサインインします。
サインイン後に「製品とサービス」をクリックして使用可能な製品とサービスを表示します。
2. ソフトウェアの一覧から、インストールするソフトウェアをクリックします。
「ダウンロードを表示」をクリックします。
3. ソフトウェアのインストールとダウンロードのウィンドウが表示されます。「今すぐインストール」のすぐ下にある「すべて表示」 をクリックします。「今すぐインストール」「今すぐダウンロード」「ブラウザ ダウンロード」の 3つのインストールとダウンロードするオプションを選択することができます。各オプションの違いに関しては、後述を参照してください。
ここでは、「ブラウザ ダウンロード」を選択します。
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インストールとダウンロードのオプション
・ 今すぐインストール
このオプションは、インストールに必要なファイルをダウンロードしながらインストールを進行することができます。インストーラがダウンロードされ、すぐにインストール作業を行うことができます。ソフトウェアをインストールする最速の方法で、ダウンロード(Autodesk Download Manager (DLM)を使用)、インストール、アクティベーション を一連の作業で行うことができます。
ただし、ファイルのダウンロード スピードが十分でない場合や、ネットワーク管理者がインターネット接続に関して制限を設定している場合は、インストールに失敗することがあります。その場合は、最も確実な「ブラウザ ダウンロード」をお勧めします。
・ 今すぐダウンロード:
今すぐインストールと同様、Autodesk Download Manager (DLM) を使用してダウンロードしながらインストールに必要な製品ファイルを解凍します。ダウンロード後の解凍作業が不要になり、効率的なダウンロード方法です。
この方法を選択する場合の注意点は、「今すぐインストール」と同様です。
・ ブラウザ ダウンロード:
Webブラウザのダウンロード機能を使用してダウンロードを実行します。ダウンロードが完了後に解凍作業を行いインストール作業に入ります。ダウンロードされるファイルのサイズが他の方法と比べ大きくなります。場合によってはダウンロードされるファイルが複数に分割されます。
最も時間のかかる方法ですが、「今すぐインストール」「今すぐダウンロード」が使用できない場合は、この方法を選択してください。また、Macの場合は、この方法のみ有効です。
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4. 「ブラウザ ダウンロード」ボタンをクリックしインストーラーのダウンロードを開始します。ブラウザ ダウンロードでは、Webブラウザのポップアップブロックを無効ににしてダウンロードを開始します。インストーラーの保存先を求められた場合は、保存先を指定します。
ダウンロードが完了後、保存したインストーラーをダブルクリックして実行します。インストーラーを実行後、インストールに必要なファイルを解凍して保存する保存先を指定します。
5. 解凍が終了するとソフトウェアのインストールウィンドウが表示されます。「インストール」をクリックし指示に従ってソフトウェアをインストールします。インストール完了後は、「完了」をクリックしてインストーラーを終了します。PCの再起動を求める画面が表示される場合は、PCを再起動します。
6. インストールしたソフトウェアのアクティベーションを行います。初回ソフトウェアを起動すると、下記のようにライセンスの種類を選択するウィンドウが表示されます。
[シングルユーザー](バージョン 2019 以降)または[サインイン](バージョン 2018 以前)をクリックします。
※サブスクリプションシングルユーザライセンスはシリアル番号の入力は不要です。
製品が割り当てられたアカウントを使用してサインインを行います。
※Autodeskサブスクリプションシングルライセンスは30日に一度サインイン画面が表示され、インターネットに接続しての認証が必要になります。