■ 問題と回避策
オートデスク製品のライセンス転送ユーティリティを実行しようとすると、LTUアプリケーションが起動せず、何も起こりません。 イベントビューアにエラーメッセージが表示されない場合、ユーティリティ自体には問題がありません。
これは不明な理由で、ライセンスファイル内にある特定の製品のライセンスファイル、またはエントリが破損しているために起こります。
この問題を解決するには、ライセンスおよびライセンスのバックアップファイルを削除する必要があり、その後LTUが正常に開始されます。
ライセンスファイルを削除すると、その後、システム上でオートデスクスタンドアロンライセンス製品のすべてのライセンスが削除されるます。アクティベーションはプログラムを再起動したときに、システムにインストールされているすべての製品に対し、自動的に再実行されます。
これは2010以降の製品に適用され、2009以前に関してはこの問題による影響を受けません。
2つの実行可能シナリオがあります。
1.ライセンスがアクティブになっているマシンでLTUが起動しない場合は、ライセンスファイルを削除して、製品をアクティブにします。 この後にライセンスをエクスポートします。
2.以前にエクスポートされたライセンスをインポートしたいマシン上でLTUが起動しない場合は、単にライセンスファイルを削除するだけで、アクティベーションは必要ありません。
削除するライセンスファイルは、次のとおりです。
adskflex_00691b00_tsf.data
adskflex_00691b00_tsf.data_backup.001
下記ディレクトリに格納されています。
Windows XP > C:Documents and SettingsAll UsersApplication DataFLEXnet
Windows Vista/7 > C:ProgramDataFLEXnet