とうとうAdobe Fuse CC(プレビュー版)がリリースされました!
Fuseで用意された3Dキャラクターを簡単にカスタマイズし、Mixamo上でアニメーションまでつけられます。
>>Adobe Fuse CC製品情報はこちら(Adobe Webサイト)
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今回Fuseでキャラクターを作成するところから、アニメーション付け、Mayaでの読み込みまでをテストしました。
<メニュー>
(1)Fuseで3Dキャラクターを作ってみる
(3)Mayaでアニメーションを読み込んでみる(注意事項あり)
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(1)Fuseで3Dキャラクターを作ってみる
- Creative Cloudデスクトップを立ち上げる>Fuse CC(Preview)をインストール
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スペース - インストールが完了するとデスクトップにショートカットアイコンが生成されます。
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スペース - Fuse CCを起動します。
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ドキドキしますね。
スペース - 下記の画面が表示されるので、”Continue”をクリックします。
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スペース - 無事起動しました。
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スペース - ”Assemble”項目が表示されているので、右側の頭部データを選択します。
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次に体データ、足データなど順番に選択するのですが、頭部データの表示された左側を触ってみます。
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3D画面なので、このように回転できます。
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試しにおでこを触ると、このように左右対称に選択できます。
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変形を試すために耳の先を選択します。
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ちょっと持ち上げました。耳の先が尖ったのがわかるかと思います。
今回はこのまま進めます。
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スペース - 頭部を選択したように体を選択します。
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近づいても綺麗です。
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スペース - それぞれのパーツの調整を行います。”Customize”に切り替えてください。
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各種パラメーターのスライドを触るだけで簡単にカスタマイズできます!
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スペース - 調整が終わったら、次に”Clothing”に切り替えます。
ここでは3Dモデルが着用する服を選択します。
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今回は白いシャツとデニムのショートパンツを選択しました。
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ペース
シワも綺麗に表現されています!
スペース - 髪型も選びます。
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ついでに帽子も選んでみました!小物もいろいろあり、無駄に付けたくなります。
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スペース - モデルが完成したら、Mixamo上でアニメーションを付けます。
”Save to Mixamo”をクリックしてMixamoに送ります。
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※注意※
”Save to CC Libraries”は一部不具合があり、動作しない場合があります。
本来はライブラリに保存することでPhotoshop上で開くことが可能ですが、
現在うまく動作しないため、メニューバーより[File]-[Export]-[Export Model as OBJ] を選択し、OBJファイルをPhotoshopで開いてください。
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ファイル名を付けて”Save”をクリックします。
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Mixamoへのエクスポートが始まります。
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以上でFuse上での作業は終了です。
(2)Mixamoでアニメーションを付ける
- ”Save to Mixamo”をクリックすると、Mixamoのサイトが開きます。
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初めての方も既にアカウントをお持ちの方も、ご使用中のAdobe IDでログインしてください。
スペース - ログイン後に ”My Characters”をクリックして、先ほどFuseで作成したキャラクターがあるか確認します。サムネイルは反映されていませんが、ファイルがあるのがわかります。
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スペース - ファイルを開くと、モデルがきちんと読み込まれます。
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スペース - まず体にリグを入れます。”RIG CHARACTER”をクリックします。
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スペース - 動きを確認して”FINISH”をクリックします。
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無事にリグが適用されました。FBX形式で下記製品で読み込むことが可能です。
3Dソフトウェア:3ds Max、Maya、Blender、modo
ゲームエンジン:Unity、Unreal
スペース - 次に付けたいアニメーションを探します。
”FIND ANIMATION”をクリックします。
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スペース - 今回は動きのわかりやすい”Kicking(キック)”を選択しました。
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選択するとキャラクターに即座に適用されます。
あとはスライドバーを動かし、好みの動きに調整します。
スペース - 調整が終わったら、”ADD TO MY ASSETS”をクリックし保存します。
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スペース - ”My Assets”を確認してみます。
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スペース - アニメーション付きのデータが保存されているので、”QUEUE DOWNLOAD”をクリックし、アニメーションを書き出します。
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書き出す形式を選択します。この後Mayaで開くため”FBX(.Fbx)”を選択します。
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以上でMixamo上でのアニメーション付けは終了です。
(3)Mayaでアニメーションを読み込んでみる(注意事項あり)
FBXで書き出したキャラクターをMayaで開いてみます。
私はMayaが使用できないので、他のスタッフにお願いして開いてもらいました。- Mayaにアニメーションの付いたキャラクターを読み込みます。
このような感じです。服のしわが反映されていません。
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読み込んだ状態ではBump Depthが”0.0”に設定されてしまいます。
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Bump Depthを”1.0”に変更します。
無事にしわが出ました。
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こんな感じです。スペ
ペ
スペース - このようにリグも入っています。
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アニメーションもちゃんと読み込まれているのがわかるかと思います。
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今回はMayaで試しましたが、FBXに対応していれば他の3Dソフトウェアでも読み込むことが可能です。
さらにUnityやUnreal Engineでも読み込めるようなので、ぜひお試しください!>>Mayaでの補足(borndigitalブログ)
- Mayaにアニメーションの付いたキャラクターを読み込みます。