Adobe Max 2016で発表された、アドビの3DCGツール「Project Felix」のベータ版が有償会員向けにリリースされました。
Felixは、グラフィックデザイナー向けの製品です。
このベータ版をご活用いただくためにこちらのシステム要件をご確認ください。
※現時点でCreative Cloudの無償のメンバーの方は使用できません。
細かい説明はともかく、まず使用してみたい!ということでインストールします。
Creative Cloudの有償メンバーであればデスクトップツール上にアイコンが出現しているので、
インストールボタンをクリックするだけです!
インストールが完了するとFelixが立ち上がります。
ちょっとドキドキしますね!
”Create a New Project”をクリックします。
まだ英語UIですが、下のような画面が表示されます。
左下のModelsから今回はペットボトルを選択します。
Position(位置)、Rotation(回転)、Scale(サイズ)などを変更できます。
さらに個別のパーツごとにMaterialを設定することも可能です(左下のMaterialsより設定)。
ぜひ色々触ってみてください。
せっかくなので、背景に写真を入れてみたいと思います。
左メニューの”Background”を選択し、下図のように右メニュー”Background Image”のフォルダをクリックします。
今回はAdobe Stockの画像を使用しますが、ネットワーク越しでは読み込みができなかったので、
必ずファイルをローカルに置いてから読み込んでください。
(私の環境だけかもしれません)
読み込みました。
明るくなりましたね!
イメージからライトを作成できるので、右メニューの”Create Light from Image”をクリックします。
設定が完了後にレンダリングしてみます。
上部メニューのDesignビューから”Render”ビューに切り替えます。
切り替えると右側にレンダリング関連の設定が表示されるので、それぞれ確認して”Render”ボタンをクリックします。
●フォーマットはPNGもしくはレイヤ付きのPSDデータで書き出せます。
●クオリティはテストのためLow(Fast)で設定しています。
すると少し(?!私のPCでは60分程度・・)時間が経過した後のレンダリングされた画像が保存されます。
今回”Create Light from Image”をクリックしたことで、ボトルに空の青が反映されているのがわかるかと思います。
急いで作成したのでデフォルトの説明のままですが、
私でも比較的簡単に触ることができました。
細かい設定部分はご自身でお試しいただく必要がありますが、
入門ソフトとしてお試しいただければ幸いです。
>>Felixの詳細はこちら(Adobe Creative Station)