引用:http://ikatnek.blogspot.com/2017/07/sesictrl.html
sesictrl はコマンドラインツールなので、まずはターミナルを起動する必要があります。
コマンドライン用 Houdini 環境設定方法は下記をご参照ください。
https://www.sidefx.com/ja/faq/license-management/#faq9
ここではWindowsとして話を進めさせていただきます。
Windowsの場合は、Windowsメニュー>Side Effects Software>Command Line Tools バージョン(より新しいバージョン)を起動します。
コマンドライン上でHoudiniを使用できる環境が整ったら下記に進みます。
- ライセンスをインストールする場合には、sesictrl redeem として起動します。
- ライセンスが紐づけされたメールアドレスを入力します。
- 次にパスワードを求められるので入力してください。
- Emailアドレスおよびパスワードが正しい場合、下記のようにログインに成功します。
- そのままインストール可能なライセンス entitlements がリストされます。
- リストされているライセンス entitlements をすべてインストールするのであれば、f を入力、 Enter キーを押して終了します。
- 一部のライセンス だけをインストールしたい場合、2 と 3 の Mantra を必要のないライセンスを 0 にする必要があります。例えばここでは1番目にでてきたライセンスのインストール数を0にしたいと思います。
まずは Enter a number to edit the selection... のところに 1 と入力し、Enter キーをおします。 - How many tokens would you like to install? [1] に対し、 0 と Enter キー を押します。これにより 2 の Mantra の selected の数が 0 になりました。
- 他のライセンスもインストール数を変えたい場合は変更します。
- 最後にf と Enterキーを押して現在の設定をインストールします。
- 上記のようにメッセージが出れば、ライセンスが正しくインストールされたことになります。インストールせずに終了するのであれば、 qキーを押します。
- 終了後、インストールされたライセンスを確認するには、sesictrl print-license -s を実行してください。
インストールしたライセンス一覧が表示されます。
sesictrl を使ったライセンスの返却
引き続き、sesictrl を使ったライセンスの返却方法をご紹介いたします。
上記同様、まずインストールされているライセンスを確認するため、下記コマンド を実行します。
sesictrl print-license --brief-list
これで各ライセンスタイプとIDが表示されます。
例えば一番下にあるHoudini Engine for Unity/Unrealを返却する場合、下記コマンドを実行します。
sesictrl return-license -t ライセンスID
すべてのライセンスを返却する場合は
sesictrl return-license -all
Are you sure you want to return this license? [n] のあとに y と入力して確定します。
メールアドレスとパスワードを訊かれるのでそれらを入力します。
成功すれば、
The license was returned successfully. After redeeming the entitlement for it, you may return it at most # more times.
と表示される。 # は実際に返却可能な数。