下準備
- Hqueue Server、HQueue Clientでお互いにログインが可能な共有アカウントを作成してください。
両サービスにログインするために必要となります。 - 1で作成したアカウントに対し、Administrator権限を追加します。
HQueue Serverのインストール
- Houdiniのインストーラーをダウンロードし、実行します。
- インストールコンポーネントの選択にて、HQueue ClientまたはHQueue Serverにチェックをいれてください。
- インストールをすすめていくとHQueue Serverをインストール場所を指定する項目が表示されます。
デフォルト以外に設定したい方はインストールディレクトリを変更してください。 - 次にHQueue Serverのサービス名の指定を行うことができます。
デフォルトのままで進めてください。 - 次にHQueueで使用する共有フォルダを指定することができます。
共有フォルダに関しては、「HQueueオーバービュー」をご参照ください。
‘ - インストールを実行します。
- インストールが完了したら、C:\HQueueServer\hqserver.iniをテキストエディタで開きます。
hqserver.sharedNetwork.host = Sharedフォルダを設定したマシン名に変更
例 hqserver.sharedNetwork.host = yoshida-razar
hqserver.sharedNetwork.path.windows = Sharedフォルダを設定したマシンと共有名に変更
例 hqserver.sharedNetwork.path.windows = \\yoshida-razar\hq
共有フォルダを使用する場合は、下記で指定していしている共有フォルダを各クライアントのローカルに同じドライブ名でマウントしてください。
hqserver.sharedNetwork.mount.windows = H: - 上書き保存します。
- 作成した共有フォルダ(デフォルトではC:\HQueueServer\shared)に、共有アカウントでアクセスできるように共有権限を設定します。
- サービスを開きます。
入力ボックスに「services.msc」と入力することで、開くことができます。 - HQueueServerサービスをみつけ、
ダブルクリックでオプションを開きます。 - ログオンタブでログオンアカウントを設定します。
※下準備で用意したHqueue Server、HQueue Clientで設定した共有のアカウントを指定します。 - 全般タブで停止、開始の順にクリックし、サービスがきちんと開始されたことを確認します。
HQueue Webモニタの起動
- HQueue Serverの設定が完了したマシンにて、Webブラウザを開き下記を入力します。
サーバー名:5000 - HQueue Serverが動作していると下記のようなWebモニタが開きます。
HQueue Clientのインストール
- Houdiniのインストーラーをダウンロードし、実行します。
- インストールコンポーネントの選択でHQueue Clientを選択します。
- HQueue Clientのインストール場所を指定することができます。
通常はデフォルトのままで進めます。 - HQueue ServerのPCを指定します。
localhostという名前は使用せず、ネットワーク上のPC名またはIPでHQueue Serverをインストールしたサーバー名を指定してください。 - HQueue Clinetのサービス名を決めます。また、サービスを動かすためのOSのアカウント名とそのパスワードを指定します。例えば、下記はrenderというWindowsアカウントでHQueue Clientのサービスに常にログインするいうことを意味しています。
※サービスとしてログインするためのUsernameとPasswordは後からでも変更が可能です。 - Installボタンをクリックし、インストールを行います。
- C:\HQueueClient\hqnode.
serverをテキストエディタで開きます。
サーバー名が記入されていることを確認してください。 - サービスを開きます。
- HQueueClientサービスをみつけ、
ダブルクリックでオプションを開きます。 - ログオンタブでログオンアカウントを設定します。
- 全般タブに戻り、停止ボタンを押した後、
開始ボタンをおしてサービスを再度開始します。