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FCurveEditor スロープの長さを左右一致させる

btn_dl_on.gif

 

MQ_SlopeAdjustMirror_Menu:

選択したキーのスロープの長さを、右・左・平均の値で左右対称にします。
ただしこの計算は絶対値で行っているため、見た目では左右対称ではなくSoftimage2011までの「統一されたスロープの長さ」とは異なる動作となります。

 

インストール方法:

  1. ダウンロードしたファイルを解凍し「MQ_SlopeAdjustMirrorPlugin.vbs・MQ_SlopeAdjustMirror_AveragePlugin.vbs・MQ_SlopeAdjustMirror_LRPlugin.vbs・MQ_SlopeAdjustMirror_RLPlugin.vbs」の4つのファイルをお使いのSoftimageのプラグインフォルダに保存します。
  2. Softimageを起動し直すか、File > Plug-in Manager…のTreeタブのLoadボタンで上記の4つのファイルを指定します。


使用方法:MQ_SlopeAdjustMirror1_1a.jpg

  1. FCurveEditor で任意のキーを選択して キー > MQ_SlopeAdjustMirror1_Menu を開きます。
  2. サブメニュー L>R・R>L・Average の内、目的に応じたコマンドを実行します。
    MQ_SlopeAdjustMirror1_2a.jpg
    ↓ ↓

     MQ_SlopeAdjustMirror1_3a.jpg
    L>R 左の長さを右に転写

     MQ_SlopeAdjustMirror1_3b.jpg
    R>L 右の長さを左に転写

    MQ_SlopeAdjustMirror1_3c.jpg
    Average 左右の平均値

  3. コマンドを実行するとウィンドウが開きます。 ここで「はい」とすると長さを左右対称にして「統一されたスロープの長さ」をONにして返します。
    予め「統一されたスロープの長さ」がONの場合はウィンドウでの指定に関わらず、これを維持します。
    MQ_SlopeAdjustMirror1_5a.jpgMQ_SlopeAdjustMirror1_5c.jpg
  4. 長さを変更される側のスロープの長さが「0」の場合、「統一されたスロープの向き」の状態によって結果が異なります。 これがOFFの場合は角度0(フラット)で長さのみを変更します。 ONの場合は長さと角度を対象にします。
    MQ_SlopeAdjustMirror1_4a.jpg
    ↓ ↓
    MQ_SlopeAdjustMirror1_4b.jpg
    「統一されたスロープの向き」:OFF
    MQ_SlopeAdjustMirror1_4c.jpg
    「統一されたスロープの向き」:ON

※最初の項にもある通り、こちらのプラグインは絶対値で計算しています。 このためFCurveEditor で結果を見ると、長さが違って見える場合があります。
しかしこれはSoftmageの仕様であり、本プラグインの仕様に従った結果となっております。

MQ_SlopeAdjustMirror1_6b.jpg MQ_SlopeAdjustMirror1_6a.jpg

 

情報:

製作者:KITAMURA MisaQa / MisaQa-k@borndigital.co.jp
制作日:2013/02/05
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