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ちょっと工夫したカメラシーケンサのタイムコントロール

btn_dl_on.gif

MQ+ Sequence Control:

カメラシーケンサのショットクリップ > Time Control に少し工夫を加えたものです。 見た目は Time Control に似ていいますが、シーケンス時間を変更する時、隣接するショットクリップと重ならないように制限したり、隣接するショットクリップのシーケンス時間も調整したりできます。
北村が自身の作業のために作成したものですが、宜しければお使い下さい。

 

インストール方法:

  1. ダウンロードしたファイルを解凍し「MQ_SequenceControl.vbs」をお使いのSoftimageのプラグインフォルダに保存します。
  2. Softimageを起動し直すか、File > Plug-in Manager…のTreeタブのLoadボタンで上記のファイルを指定します。

 

使用方法:

  1. カメラシーケンサエディタまたはエクスプローラでショットクリップを選択して 取得 > プロパティ > MQ+ Sequence Control を実行します。
    選択したショットクリップにカスタムプロパティ「MQ_SequenceControl」が作られます。 すでに同名のプロパティが存在する場合は、既存の物を開きます。
    MQ_SequenceControl1_1a.jpg  MQ_SequenceControl1_1b.jpg
  2. Time Ctrol にとても似たプロパティが開きます。 操作も Time Control と基本的に同じです。
    Ripple
    • トラックのリプルとは別個に作用します。
    • ON の時に「シーケンス時間」を変更すると、隣接するショットクリップの「シーケンス時間」も同期して変更されます。
    • この状態によってシーケンス時間及びスケール入力時の値の制限が変わります。
    シーン時間
    • Time Control と同じです。
    シーケンス時間
    • Ripple が OFF の場合は、隣接するショットクリップと重複しないように値が制限されます。 下の例では イン:20 アウト:40 に制限されます。
    • Ripple が ON の場合は、隣接するショットクリップのシーケンス時間の長さが「1」以下にならないように制限されます。 下の例では イン:2 アウト:39 に制限されます。
    スケール
    • こちらの入力で シーケンス時間 > アウト が自動的に更新されます。
    • Ripple の状態によってシーケンス時間の入力と同様に値が制限されます。
    Get Current Value
    • Time Contorol の値と一致させます。
      残念ながらこちらのプロパティは Undo に完全には対応していません。 このプロパティで行った Time Control の変更は正しく Undo されますが、一部のパラメータの入力は Undo されないため、Undo 後には Time Control と MQ_SequenceControl の値が不一致となります。 この場合はこのボタンで Time Control に一致させて下さい。
MQ_SequenceControl1_2a.jpg

 

情報:

製作者:KITAMURA MisaQa / MisaQa-k@borndigital.co.jp
制作日:2013/07/17
対応バージョン:Softimage 2014以降
※このスクリプトを使用した一切の障害に対し弊社は責任を負いません。
※本スクリプトの販売目的での商用利用は許可いたしません。

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