
MQ+ Constrain to Particles:
- 選択したポイントクラウドの全てのパーティクルに対してヌルを発生させて「オブジェクトをパーティクルにコンストレインするコンパウンド」によって、パーティクルに一致させます。
選択したポイントクラウドが Set Instance Geometry を使用してシーン上のオブジェクトをパーティクルシェイプとして使用している場合、ヌルではなくソースの複製を作成して一致させることも可能です。
インストール方法:
- ダウンロードしたファイルを解凍しMQ_ObjectConstrain2ParticlesPlugin.vbs」をお使いのSoftimageのプラグインフォルダに保存します。
- コンパウンド「MQ Constrain to Particle」がインストールされていない場合はこちらもインストール下さい。
- Softimageを起動し直すか、File > Plug-in Manager…のTreeタブのLoadボタンで上記のファイルを指定します。
使用方法:
- “PlayControl.In / Out”の間に存在する全てのパーティクルを処理しますので、必要なフレームを設定します。
- ポイントクラウドを1つ選択して [ICE] パーティクル > 作成 > MQ+ Constrain to Particles またはMCP > Constrain > MQ+ Constrain to Particles を実行します。
- ウィンドウが開いたら、目的に合わせて「はい」または「いいえ」をクリックします。
- はい:
Set Instance Geometry でシーン上のオブジェクトを使用しているパーティクルでは、ソースオブジェクトを複製して使用します。 その他のパーティクルではヌルが使用されます。 - いいえ:
全てのパーティクルでヌルを使用します。
- はい:
- 本プラグインは毎フレーム・全パーティクル毎に処理を行いますので、尺が長いシーンやパーティクルの数が多い時はひたすら我慢強く待って下さい。
処理が完了するとモデル「MQ_選択ポイントクラウド名」の下に、全てのパーティクルに対応したオブジェクトが出来上がります。
- オブジェクトの名前は「ソースオブジェクト名_パーティクルのID」となっています。 ヌルを使用した場合は「null_パーティクルのID」となります。
- 全てのオブジェクトには開始フレームのkine.localに(1,1,1,0,0,0,0,0,0)のキーが打たれています。 理由につきましては「オブジェクトをパーティクルにコンストレインする」をご参照下さい。
- パーティクルが存在しているか否かはそれぞれのオブジェクトの visibility.viewvis のアニメーションとして記録されています。


制限事項:
- 本プラグインは選択ポイントクラウドのICEの内容を参照して動作します。 このためキャッシュで動くポイントクラウドには対応しておりません。
- 本プラグインはInstance Animationには対応しておりません。
シェイプアニメーションは引き継ぎますが、アニメーションの再生はグローバルタイムとなります。 Envelopeも引き継ぎますがデフォーマはソースと同じものを使用しますので、kine.globalがパーティクルに同期しても形状はソースのデフォーマに固定されます。 - 生成されたオブジェクトはICEコンパウンド「MQ+ Constrain to Particles」で最初に選択したパーティクルを参照しておりますので、元のパーティクルを削除すると全く動かなくなります。 オブジェクト自身のアニメーションにするには、プロットを行って下さい。
- 生成されたオブジェクトは「MQ+ Constrain to Particles」でkine.globalがコントロールされていますので、元のポイントクラウドの動作が変わるとオブジェクトも伴って変化します。 しかしソースオブジェクトや発生・消滅は固着されていますので、元のポイントクラウドで変更を行った場合は本コマンドを再度実行下さい。
- 選択ポイントクラウド自身がICEノード「Clone Point」を持っていると、本コマンドはキャンセルされます。 他のポイントクラウドのClone pointからパーティクルを受け取る場合は問題なく動作します。
これはAddICEAttributeに伴うバグを回避するための処置ですので、ご了解下さい。
情報:
- 製作者:KITAMURA MisaQa / MisaQa-k@borndigital.co.jp
制作日:2014/01/21
対応バージョン:Softimage 2014以降
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