グラフィックスカードのドライバを更新することにより、Marvelous Designerソフトウェアの使用中に発生する可能性のあるグラフィックスカード関連の問題を解決し、防止することができます。
よくある問題
1.Marvelous Designerを起動すると、下図のようにOpenGLのバージョン警告が表示されます。
2. Marvelous Designerソフトウェアの実行中に、グラフィック/テクスチャのエラーやレンダリング画像がおかしく表示される。
3. Marvelous Designer の GPU シミュレーションや GPU レンダリング速度が、ご使用のコンピュータのスペックで期待される性能よりも低い場合。
Marvelous Designerソフトウェアは、起動時にコンピュータにインストールされているグラフィックカードとドライバを自動的に検出し、サポートされていないグラフィックカードまたは古いドライバが検出された場合は警告を表示します。上記のガイドを参照して問題を解決してください。
Nvidiaグラフィックカードを搭載したノートPCをご使用の場合、ノートPCは状況に応じてAMDプロセッサーまたはIntelプロセッサーにそれぞれ統合グラフィックGPUとNvidia GPUが搭載されています。Marvelous Designerソフトウェアの使用中にopenGL関連のエラーが表示された場合は、下図のようにNvidiaコントロールパネルで「高パフォーマンスNvidiaプロセッサ」を選択し、適用をクリックしてください。
Windows Updateを「自動」に設定すると、最新のグラフィックスカードドライバが自動的にインストールされます。ただし、グラフィックカードメーカーのウェブサイトから提供されているドライバの方が、Windows Updateのバージョンよりも最新です。
少なくとも6ヶ月に一度はグラフィックカードのドライバを更新することをお勧めします。これは、Marvelous Designerソフトウェアだけでなく、他のすべてのグラフィックプログラム、およびシステム全体のパフォーマンスと安定性に役立ちます。
WindowsでGPUの使用状況を確認するには、以下のようにタスクマネージャのパフォーマンスタブでGPUを選択します。Windows 11ユーザーの場合は、GPU-z(フリーウェア、ダウンロードリンク)のような専用ユーティリティを使用してください。
Macをお使いの場合、グラフィックカードドライバはmacOSに含まれています。最新のmacOSにアップデートすると、最新のグラフィックカードドライバもインストールされます。
MacのCPU-GPU使用率を確認するには、macOSに内蔵されているアクティビティモニタアプリを使用してください。
また、グラフィックカード関連の情報については、Marvelous Designerのシステム要件をご確認ください。