日の丸ver2.5 リリースノート[2013/4/4]
日の丸ver2.0 からの変更内容は下記の通りです。
フローティング認証可能なフローティングライセンス版を追加しました。
スタンドアローン版からの有償アップグレードも用意しています。
[ 新機能]
• 選択したマテリアルのみ日の丸ウィンドウで開くモードを追加しました。
• 日の丸ウィンドウに選択したマテリアルのみ編集するタブ「Selection」を追加しました。
• ディフューズ色のバランスを確認する描画モードを追加しました。
• 縁(Eni)ラインのリアルタイム描画の速度アップにキャッシュを有効にする機能を追加しました。
• 縁(Eni)ラインの描画を頂点αを使用して除外する機能を追加しました。
• 縁(Eni)ラインの調整グループに" 折り返し角度" を追加しました。
• 縁(Eni)ラインに面角度の緩急率を追加しました。
• 縁(Eni)ラインでCUDA 利用時のマルチGPU に対応しました。
• 縁(Eni)ラインでポリゴンの逆面表示と両面表示に対応しました。
Maya
• 縁(Eni)ラインのソフトウェアレンダーに縁取りのオプションを追加しました。
• ソフトウェアレンダーでライト色に対応しました。
" ライトの強度 効果" が 0 の値になるほど色が出るようにしました。2.5 以前にライトの色を指定していた場合は結果が異なる可能性があります。
• ファイルロード時にマテリアルもロードをするオプションを ユーザー設定ウィンドウに追加しました。
• 写楽 テクスチャー グループなどがRamp ノードに対応しました。
• マテリアル作成時に自動作成されるテクスチャーを作らないコマンドを追加しました。
• マスクの値を任意で操作できる" マットの不透明度" の項目を追加しました。
3ds Max
• 縁(Eni)ラインのスキャンライン レンダーに縁取りのオプションを追加しました。
• "Hinomaru Setting Attribute" を削除する3ds Max のユーティリティ プラグインを追加しました。
• ハードウェアレンダーのテクスチャー参照にユーザーパスのimages を追加しました。
• 自動で作成されるアトリビュートを削除する機能を追加しました。
[ 主な修正項目]
• 自動色生成の色の変化をより良くなるようにしました。
• 3ds Max 版でプラグインのインストール場所を変更しました。
• 3ds Max 版でビュー上で参照するテクスチャーのパスに、ユーザーパスの "images" を追加しました。
• その他不具合の修正をしました。
[ 注意点]
• Cg ファイルは最新の3.1 にしないといけません(インストールされるフォルダにも入っています)。
• 縁(Eni)ラインのソフトウェア/スキャンラインは共に DirectX 11 を使用してレンダリングされます。
• 対応していないハードウェアではリファレンス ラスタライザーによってソフトウェアで処理されます。この場合は、処理時間が大幅に増えますがグラフィックボードを選ばないのでDirectX 11 がインストールされていれば動作します。
• DirectX 11 は Windows XP には対応していないので、Windows XP ではソフトウェア/スキャンラインによる縁(Eni)ラインの描画は未対応になりますので注意してください(ハードウェアレンダー/ビューでの描画は可能です)。
• Maya に関して、ポストエフェクトレンダーを行うとプラグインのアンロードができなくなります(解放はするのでアンロードを実行すると描画は解除されます)。再度ロードするにはMaya を再起動する必要があります。
• 深度(Depth) 情報は出力していません。
• ポストエフェクトレンダーの時に縁(Eni)ラインが表示できない不具合が発生するハードウェアが確認されています。この問題を回避するためには、最新のDirectX SDK をインストールする事で動作します。
• 「頂点αで太さ調整」「頂点αで除外」機能でハードウェアレンダリングとソフトウェアレンダリングで結果が違う
可能性があります。回避方法についてはマニュアルをご覧ください。
[ 動作環境]
■対応ソフトウェア
・Autodesk Maya 2010, 2011,2012,2013(32bit, 64bit)
・Autodesk 3ds Max 2011,2012,2013(32bit, 64bit)
■対応OS
・Windows 7 (32bit, 64bit)
・Windows XP (32bit, 64bit)
*3ds Max はWindows XP 64bit には非対応です
*DirectX 11 を使用しているポストエフェクトレンダーはWindows XP には非対応です
■対応ハードウェア
・OpenGL 2.0 以上対応ビデオカード